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タラン・サタン海洋国立公園の中ある一つの島、サタン島。
サラワク州にあるサタン島はサタン親島とサタン小島の2つの島で構成されています。
ウミガメが上陸する島、それがサタンブサール島(サタン親島)です。
サタン島では5月~9月のシーズンになるとウミガメが上陸し産卵をします。この島は個人の持ち物ですが、ウミガメを保護する活動部分をサラワク森林局が行っています。レンジャーが交代で島に住み込み、絶滅危惧種でもあるウミガメの保護活動を行っています。
サタン島にはアオウミガメ、タイマイ、オリーブヒメウミガメの3種類のウミガメが産卵をしに上陸します。同じ海洋公園にあるウミガメの聖地タランタラン島と比較しますと、アオウミガメの上陸数はタランタラン島には及びません。ただし保護活動に体験希望のゲストは1泊2日から参加できる気軽さがサタン島の特長です。また希少種のタイマイはタランタラン島よりも多く上陸します。
(タランタラン島についての詳細はこちらへ)
サタン島周辺はサンゴ礁が数多く生息しています。タイマイはその顔の特徴でもあるように先の尖った口ばしを、サンゴ礁の岩の裂け目に入れ、無脊椎動物や岩に生えた海綿類を食べています。
レンジャーたちがウミガメを保護する活動は、ウミガメを増やすのと同時に、ウミガメが暮らす海の中の生態も保護していくことなのです。
サタン島へ訪問した際はウミガメの生態を知る以外にも、透明度の高い海で遊び、日常を忘れプライベート感溢れるビーチでゆっくりとお過ごしください。クチンより透明度も高く遠浅のビーチはシュノーケルをするのに最適です。
基本の日帰りツアーはクチン市内のホテルを午前9時ころ出発し、ボート乗り場まで車で45分、ボートに乗り換え約30分でサタン島に到着します。ビーチでのんびり過ごし、ランチのあとホテルへ戻ります。
もしプルマイレインフォレストリゾートに滞在ならば、リゾートよりボートで直行わずか20分で島に到着します。
(プルマイレインフォレストリゾートの詳細はこちらへ)