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サタン島はタラン・サタン海洋国立公園に属し、ウミガメが産卵に上陸する島として知られています。
サラワク州森林局がこの島を管理し、レンジャーが産卵保護活動に従事しています。
この活動に賛同し、体験できるプログラムが1泊2日からあります。
森林局に事前に届け出を行い、受理されたのちプログラムに参加できます。
2名から参加可能で、1晩に最大10名の受け入れ可能です。レンジャーの活動を傍らで見守り、また自らも体験を行います。
宿泊施設は簡素であり、キャンプ同等とお考え下さい。またウミガメの産卵は夜中から始まりますので仮眠できる程度となります。
ツアーはクチン市内よりガイドが同行し、サタン島までご案内します。レンジャーを紹介し。英語でご案内します。夜中の体験活動もガイドがレンジャーと皆様の橋渡しを行います。また、参加者の皆様の食事も作ります。島を離れてクチンに戻るまでサポートします。
クチン市内から車とボートで1時間15分の距離にサタン島へ
到着後、レンジャーよりウミガメの保護活動について説明を受け、卵が埋まっているネストをご見学 * レンジャー不在の日はご自身で卵のネストを見学していただきます
その後、透明度の高い海でスノーケリングなど楽しんで頂き、ご自由にお寛ぎ頂きます。
美しい海を眺めながら昼食はパックランチをお召し上がりください。
(写真:ネストに保護された卵 母ガメの個体認識と産卵記録のプレート)
17時以降は、ウミガメがビーチの偵察にやってくるためビーチに出る事は出来なくなります。
夕食はレンジャーが敷地内で育てているバーブなどを使い自慢のマレー料理を用意してくれます。
(写真:サタン島から臨む南シナ海の夕日)
夕食後はウミガメが上陸するのをじっくりと待ちます。
ウミガメが上陸し産卵を始めると、レンジャーが部屋まで呼びに来ていよいよ産卵活動の見学にビーチに向かいます。レンジャーの傍らで母ガメの産卵行動を見守ります。
苦しい息づかいが間近で聞こえます。
無事産卵を終えた母ガメは綺麗に元の姿に穴を埋め、最後の力を振り絞り海に戻ります。
レンジャーの許可のもと、産み落とされた卵を掘り起こし、安全なネストに移し替える作業を体験する事ができます。
(写真:後ろ足で産み落とした卵の穴を埋める姿)
翌朝は、母ガメがビーチを歩いた痕跡が残るビーチを散策しながら、昨晩の産卵の感動を思いお越し、ボートでサタン島を後にします。
(写真:昨晩の母ガメの行きと帰りのキャタピラ跡 朝には潮が引きます)