登山経験は少ないのですが、参加できますか?

キナバル山は、登山道も整備されており、比較的経験の少ない方でも、登りやすいと言えるでしょう。また、登山中も休憩所が各ポイントにあり、次の休憩所までの目安時間の案内もあります。ご自身にあった登山計画を立てることも可能です。ご自身のペースに合わせて、無理をせずに登山をお楽しみください。ただ、山では何が起こるかわかりませんので、必ず登山に適した服装、必要な携行品などのご用意はお忘れないように。

山小屋の予約は早めにした方がいいですか?

ラバンラタレストハウスは、非常に確保が難しい山小屋です。予約は6か月前から受け付けていますが、政府関係やグループの予約が優先され、既に満室という状況も多々あります。ラバンラタレストハウスにご宿泊をご希望の場合は、早い時期から旅行計画を立てて頂くことをお勧めいたします。ペンダントハットは比較的、確保しやすく、間際のご予約でもお手配が可能です。ただ、8月や12月などの繁忙期は、早い時期に満室になってしまう場合があります。日本の連休時期にご旅行をご計画の場合は、お早めにご予約下さい。

英語ガイドの登山ですが問題ないですか?

山ガイドは、周辺に生活するドゥスン族の人が多いのですが、彼らはマレー語、ドゥスン語を通常の生活では使っています。外国人の登山客をご案内する場合は、英語を利用しますが、比較的簡単な英語を使い、ご案内しています。また、お客様の言うことを頑張って理解しようとしてくれます。ただ、ドゥスン族の人たちは、シャイな人が多く、あまり多くを語りません。登山中も必要なこと以外はあまり話をしない山ガイドもいます。

ヴィアフェラータの参加条件は?

ショートコースは10歳以上、ロングコースは17歳以上から参加可能です。
ヴィアフェラータ参加前日にある、アクティビティのブリーフィングは、午後3時〜4時の間に行われます。このブリーフィングに参加できなかった場合は、翌日のアクティビティへの参加も出来なくなりますので、ご注意ください。また、参加できなかった場合も、ご返金はありません。
ヴィアフェラータご参加のお客様は、最低1週間前までにパスポート情報などをご連絡いただく必要があります。出来る限りご予約の際に、パスポート情報をご連絡ください。

登山中、気を付けることはありますか?

登山道はごみも落ちていなく、きれいに管理されています。途中にある、休憩所にはごみ箱も設置されています。ただ、この休憩所で捨てたごみも、誰かが下まで持って下りているということをお考えいただき、できる限りご自身のごみは、ご自身でお持ち帰りください。
キナバル山の植物、動物などは、すべて保護されています。公園内のものを破損、持ち帰り、火をつけるなどの行為を行った場合は、法に触れることになりますのでお気を付け下さい。

山頂まで行けないこともありますか?

山頂へのアタックの深夜に大雨が降っている場合、強風が吹いている場合などは、山のレンジャーが、登頂を許可しない場合があります。悪天候により、登頂できない場合も、ご返金はできかねますので、あらかじめご了承ください。

どんな人でも、登山に参加できますか?

以下の症状をお持ちの方、または過去に以下の症状を持っていたことのある方は、登山できませんのでご注意ください。

心臓病/高血圧/慢性のぜん息/胃・十二指腸潰よう/重度の貧血/糖尿病/てんかん/関節炎/動悸/肝炎(黄熱)/筋肉の痙攣/肥満/激しい寒さ、激しい運動、高い標高により発症するおそれのある他の発病

高山植物は見られますか?

一番登山客に人気がある、ウツボカズラはもちろんのこと、キナバル山では、高度によって生息する高山植物の種類が違います。たとえば、ウツボカズラでも、種類によって生息高度が違います。ウツボカズラは、年間通してご覧頂くことができますが、その他の高山植物の一部は、開花時期などもありご覧いただけない場合もあります。見たい高山植物がある場合は、お気軽に山ガイドにご質問ください。

どんな服装で行けばいいですか?持ち物は何が必要ですか?

天候のいい日は登山開始から、ラヤンラヤンまでは、それほど寒さを感じないと思います。ラヤンラヤンまでは、短パンとTシャツでも問題ありません。ただし、それ以降は冷えてきますので、ジャケット、長ズボンが必要になってきます。

靴は、登山靴か、滑りにくい登山に適した靴をご用意ください。ヴィアフェラータにご参加の方は、岩壁を伝って移動しますので、靴のつま先がダメージを受けやすくなっています。つま先がゴムの靴は、あまり適していないと言えるでしょう。

また、ヴィアフェラータご参加の方はもちろん、通常の登山の方も、手袋は必須です。
ただし、ヴィアフェラータアクティビティ中は、あまり厚手過ぎると、カラビナの装着時が難しくなります。軍手のような薄すぎず、厚すぎない手袋があれば便利です。

→キナバル山TOPページの、持ち物一覧も参考にしてください。