赤道直下、ボルネオ島旅行専門サイト|株式会社ユー・ツアー・サービス
ボルネオ島の高山植物ときいて、真っ先に浮かぶのは「ウツボカズラ(Nepenthes)」でしょう。
ボルネオなど赤道近くの東南アジアを中心に分布するつる性の食虫植物です。つるは長いものでは15mにもなり、樹木などに絡まって生長します。高温多湿で日の射し込むジャングル周辺、冷涼で夜間は霧で被われる高山などに自生します。
葉っぱの真ん中を縦に走る脈(中肋)が長く伸び、その先端がつぼのようにふくらんで捕虫袋になります。そこに落ちた虫は消化されて栄養になります。 野生種はおよそ70種が知られています。それぞれが個性的な捕虫袋を持っており、形や大きさはまちまちです。株が成長すると、地味でちいさな花を穂状に咲かせます。花には雄花と雌花があり、別々の株に咲きます。
属名のネペンテスはギリシア語で「憂い・悲しみを消す」と言う意味ですが、由来は不明です。和名のウツボカズラは捕虫袋が矢を入れる「靫(うつぼ)」に似ているところから付きました。カズラはつる性植物のことです。
~「ヤサシイエンゲイ」サイトより~
植物好きの中にも、このウツボカズラを特に愛するマニアの方もいるようです。
お世辞にも美しいとは言い難い個性的な外見、高山に生息しているというレア感、虫をトラップで捕まえて栄養をもらっているミステリアスな生態が魅力なのかも知れませんね。
そんな、ウツボカズラファンにはたまらない、とっておきの場所があります
世界的にも有名なキナバル山(東南アジア及びマレーシア最高峰4095m)にもウツボカズラは自生しているのですが、
2番目に高いトゥルスマディ山(2642m)には、もっとたくさんの種類が群生しているのです。
(トゥルスマディの詳細はコチラご覧ください)
これがそのトゥルスマディ山の雄姿です。
キナバル山の人気にすっかり影をひそめており(?)、この山をご存知の方は少ないと思います。
ウツボカズラを極めたい方には、ぜひトゥルスマディ山に登って頂きたいのですが、
1つ問題なのは、、、
標高は2642mなのに、キナバル山よりも登山ルートがキツイということです
ボルネオの圧倒的自然の威力を見せつけられる山だったのです。
そんなトゥルスマディ山のウツボカズラに会いに行ってきましたので、
後半でご紹介させていただきます。
東京店 KIM