赤道直下、ボルネオ島旅行専門サイト|株式会社ユー・ツアー・サービス
ボルネオ島のジャングルには野生動物がたくさん生息していますが、
その中でも人気なのは、やはりオランウータンではないでしょうか
お客様からよく「野生のオランウータンに会いたい」というお問合せを頂きますが、
実はボルネオ島の一部の地域にしかいません。オランウータン生息地であるキナバタンガン川流域はボルネオ島の東側にあるのですが、その中でも一番出現率が高いと言われているがビリです。
ジャングルの大自然に囲まれたビリのマインリゾートには、ジャングルトレッキングルートがあり、オランウータンを間近に見ることができる、ホットスポットなのです
そんなビリにスタッフ視察で行ったときのお話です。ボルネオ随一の野生動物の宝庫と言われるだけあり、「ボルネオゾウ」「テングザル」「サイチョウ」などボルネオの固有種をはじめいろんな野生動物には会えながらも、オランウータンはまだ出会えていませんでした(´・ω・`)
でもさすが寝床はあちらこちらにありました。
オランウータンはどのような場所で巣を作るのでしょう?
オランウータンは私たちヒトと同じように、毎夕、木の枝を上手に組んで巣(=ベット)を作ります。一生の大半を木の上で過ごす彼らは、30~40メートルくらいの高さのところに巣を作ります。巣を作る場所は毎日変わります。巣はたいがい木の頂上の朝日が当たる場所に造られます。朝、目が覚めたときにお日様で夜露にぬれた体を乾かせるからです。
巣作りのコツですが、できるだけしっかりした木の枝を土台にすること。そして、枝が突き出て邪魔にならないようにやわらかい葉でしっかり覆うことです。こうやって作られた巣は大人が3人乗ってもつぶれないくらい頑丈でフカフカに・・・。
(世界の動物ニュースより)
古いものや、昨日までもしかしたら寝ていたかと思われる新しいものも。
これだけ寝床があるということは、やはり彼らが住みかにしている証し。
ガイドいわく、ここにはオランウータンの好きな木の実や果物があるから、住みかにしているのだと。
ちょっと分かりづらいですが、写真中央部のモサっとしたのが巣です。歴史を感じる巣であります。
それにしてもほぼ毎日寝床を変えるんですね~~。大変な作業です。
エサを求めて移動していくのだと思いますが、意外と「キレイ好きだから」なんて理由もあるのかも知れません・・・。勝手な想像ですが。
さてさて、「巣だけ見て終わるのか」と思っていた私たちですが、
幸運が訪れます・・・・!!
つづく (その②はコチラ)
執筆者:東京店 KIM